■ その他のtopic


DIY、テールキャップ

2010/03/17 18:45 に 鎌田@管理人 が投稿   [ 2010/03/27 8:33 に更新しました ]

当店で販売しているライトでスイッチがテールキャップについているタイプはほぼテールキャップが分解出来ます。

分解できできるというより、この部分はユーザーが自身で手入れを行わなくてはいけない部類に入ります。
例えばEagleTacなどではスペアパーツとしてテールスイッチブーツが付属することがありますが、
もしテールキャップをユーザーが分解しなければ、じゃぁ誰が交換するの?ということになりますよね(^_^;)

分解自体は特に難しいことではないと思っていたのですが、なかにはそうではない方もいらっしゃるようなので改めて解説したいと思います。

今回のモデルはEagleTac P100C2

テールキャップを外すと裏側はこんな感じですよね?

金属製のリングが入っていて穴(凹み)が二箇所あります。

まずはこのリングを外します、
外すにはこのような工具を使います。

私は100円ショップで買ってきた先長ラジオペンチの先端をヤスリで削って小さい穴にも入るように加工して使っています。
別に穴に入ってしっかり回すことができればなんでもいいのでそのへんはぜひご自身でお考えください(^_^;)

これを穴に差し込んでリングを緩めます。

緩める方向は一般的には通常のネジを緩める方向で良いのですが、中には逆ネジになっていて逆方向に回さないと緩まないものもありますのでそのへんは確かめながら回してください。

この工具を使うのは緩むまでです、
緩んだ後も上記の工具を使うと傷をつけやすいので、私は割り箸の先を鉛筆削りで削ったものを使ってくるくると回して外しています。


リングが外れたらスイッチブーツ側から押し込んで中身を取り出してみました。

パーツ名は左から
  • テールスイッチブーツ
  • スペーサー
  • ワッシャ
  • スイッチモジュール(スイッチAssy)
  • スイッチモジュール固定リング
最もパーツ名と言ったってテールスイッチブーツ以外の名称は私が勝手に命名したものがほとんどですけど(^_^;)

なお、ワッシャはEagleTacの純正部品ではありません、スイッチのタッチ(感触)を私好みにするために適当なものを探して私が入れた物です。


組み立て時の注意事項

組み立ては分解と逆に行えばよいのですがその時の注意事項をいくつか

金属接点を綺麗にしてから汚れがつかないようにして組み立てる事

ゴミがついているのはもっての外ですが、汚れているだけでも抵抗となり点灯に支障が出る場合があります、乾いた布などで綺麗に拭いてから組み立てましょう。

特にスイッチモジュールの基板とスイッチモジュール固定リングが接触する部分は重要です、
一度組み立ててしまえば褶動による酸化皮膜除去効果がありませんので現実ではもっともこの部分が接触不良になりやすい部分となっています。

ネジ山も綺麗に

組み立てる前にスイッチモジュール固定リングとテールキャップのネジ山もきれいにしましょう、
この部分は締め込み時の褶動効果もありその後きっちり力がかかるのでめったに接触不良にはなりませんが一応念のため

締め込みはしっかりと

スイッチモジュール固定リングは最後にしっかり締めこみましょう、
きちんと締め込まないと先に話したようにスイッチモジュールとスイッチモジュール固定リングがきちんと接触せずに接触不良になることが多々あります。

また、きっちり締めこんでおかないとテールキャップをつけたり外したりしているうちにスイッチモジュール固定リングが緩んできます。


XP-GとXP-E、CREE

2010/03/16 19:32 に 鎌田@管理人 が投稿   [ 2010/03/27 8:24 に更新しました ]

CREE社のLED、XP-GとXP-E

下の写真はだいたい同じ縮尺になってるはずです(^_^;)
見ての通り発光体の面積が違います、
中のセルもXP-Eは3セルでXP-Gは4セルです。

 XP-E

 XP-G

発光体のセルの部分だけ切り出して比較するとこうなります。

メーカーのスペックシートではXP-EのR2が114ルーメン、XP-GのR5が135ルーメン
面積が1.8倍なのに明るさは1.18倍、これが以前書いた単位面積当たりの電流を減らして効率を上げているという仮定です。

まあ使う立場ではあまり関係の無いことですね(^_^;)

使う立場で言えばその発光体の面積が照射パターンに与える影響のほうが気になります。
XP-Gは発光体をカバーしているレンズの大きさが発光体に対しギリギリの大きさにになっているので集光効率にも影響してそう。

面積が広くそれだけで拡散傾向がある上に、それにレンズの小ささが拍車をかけてより拡散タイプのLEDになっているように思えます、
メーカーのスペックシートでも照射角はXP-Eが115度でXP-Gが125度となっているので10度違えば
光の放射断面で1.08倍広くなります、光はそれを360度回した立体ですから、回転体の体積比は・・・
この辺は習っていなかったのか憶えていないのか知らないので省略(^_^;)

まあ素人考えで分かるのは懐中電灯に組み込むと、
XP-Gは高効率で全光束は大きい、
つまりトータルでは明るいけど、
XP-Eと比べた場合は集光度がどうしても低くなっちゃうので中心照度はでない、
その分スポットは広くなるし周辺光も明るい。

AAAライトのようにリフが小さいライトにXP-Eを組み合わせると小さいリフでもそれなりに集光してくれるので使い易いのですが、
2AA/2CR123Aライト程度のリフにXP-Eの組み合わせだとちょっとスポット特性がきついかな?と思っていた方には
XP-Gの組み合わせがぴったりでしょう。


XP-GとXP-E

2010/03/04 6:34 に 鎌田@管理人 が投稿   [ 2010/03/27 8:20 に更新しました ]

CREEの
XP-GとXP-Eは外観は同じですが、
よく見ると内部に見える発光体の面積が違います。

XP-Gの方が広くなっています。

Vfは大きく違わないようで、P20A2とP20A2 markIIとでランタイムを比べても殆ど変わらないことや、
XP-GとXP-Eで同じリフを使用しているライト同士で中心照度はほぼ同じで、
しかしスポットが太くなっていることなどを考えると、
発光体の単位面積あたりの照度は逆にXP-Gの方が低い可能性があります。

LEDは実用領域では電流が少ないほど効率が上がるので
同じ電流をより広い面積で消費した方が単位面積当たりの電流は少ない計算で、
電流が少なければ効率が上がり、
そして発光体の面積が広くして明るさを稼ぐ

XP-GとXP-Eでほぼ同じ消費電力なのに、しかし明るさがR2からR5へとupした理由はこんなところにありそうです。

※XP-E R2/Q5とXP-G R5で中心照度が変わらない
こちらで以前iTPのA1 EOSと47Qmini123を比べています、
両者は同じリフ同じ出力の回路なのでXP-GとXP-Eの比較が容易です。

こちらではXP-GのP20A2 MarkIIとP20A2/P10A2と比べています。

中心照度ではLED単体でも有利なXR-E搭載で、更にスムースリフのP20A2が最も明るく、
次がXR-EでOPリフのP10A2
そしてXP-GでOPリフのP20A2 MarkIIとなっています。

ただしスポットの太さとなるとちょうど順番が逆になりP20A2 MarkIIが一番太く、
しかも周辺光へ綺麗につながっているのでフィールドでは最も使いやすいライトとも言えます。

- 対応電圧

2009/11/29 19:51 に 鎌田@管理人 が投稿   [ 2009/12/11 18:11 に更新しました ]


中華ライトの多くは対応電圧の公称値がかなりぎりぎりに表示される傾向があります。

ぎりぎりというのはあらゆる意味で、
  • たとえばドロップインモジュールで3.7V~9.0Vとあれば、3.7Vではあまり明るくない
  • たとえばドロップインモジュールで3.7V~9.0Vとあれば、9.0Vを少しでも超えるとごく短時間の点灯ならOKでもちょっと長めに点灯すると壊れる
  • ~4.2VとなっていてLi-ion充電池対応のはずだが、電池の内部抵抗の多少により実使用時の電圧降下の違いで内部抵抗が低い電池だと壊れる
など書き出すときりがありません。

その点日本のメーカーであればうるさいほど詳しく書いて、たとえば
  • 乾電池専用、充電池使用不可
なんていう機器もよく見かけると思います。

Bam!boo!では対応電池についてはメーカーがOKというものについては必ず実際に使用してチェックしていますが、しかしそれもごく短時間でのチェックでしかないので長時間点灯で問題が出ることも珍しくはなく、
発売開始時には対応電池だとしていたものが後で非対応になることもあります。

また最初から決まった電池しか使えない機器であればそれでも問題は少ないのですが、ドロップインモジュールやサーキットボードとなると使用する電池がユーザー次第で多岐にわたるためBam!boo!でもサポートしきれないのが事実です。

ドロップインモジュール

ドロップインモジュールで言えば3.7V~9.0Vとなっている場合はCR123Aを3個直列で使うのはやめた方が良いでしょう。
これはLi-ion充電池を2個直列で使用することを前提とした電圧表示と思われます。
CR123Aは新品であれば3.0Vを超えるので3個直列では9.0vを超えます、
それに対しLi-ion充電池は最大電圧が4.2V、2個直列で8.4V、これに対応するための表示が9.0Vと思ってください。

サーキットボード

同様に0.8V~4.2Vといった表示のサーキットボードに18650を使用するのも避けた方が良いでしょう。
0.8V~というのは単3電池や単4電池などの使い捨て電池を1本使用することを想定しています。
そしてCR123Aも一応想定内に入っていると考えてよいでしょう。

そしてそれは1AAや1AAA、1xCR123Aライトに組み込むことを想定しています。
そのようなライトでLi-ion充電池を使用する場合はもちろん10440/14500/16340/RCR123AなどのLi-ion充電地にも対応していることを表すための~4.2Vですが、
しかしこのサーキットボードに~4.2Vだから18650Li-ion充電池でも大丈夫だろうと思うのは早計です、
10440/14500/16340/RCR123Aに比べ18650は容量の大きい分内部抵抗が小さく負荷がかかったときの電圧効果が少なく、すると電流も多く流れようとします。
これがサーキットボードの負荷をかけ破壊する原因にもなります。

6xAA vs 1x18650、電源の電力量比較

2009/11/07 17:29 に 鎌田@管理人 が投稿   [ 2009/12/11 18:14 に更新しました ]

ちょっと思ったことがあったので電源となる電池の電力量比較

AW IMR18650は定格3.7V 1600mAhだから5.92Wh

ボルケーノ 単3Ni-MHは定格1.2V 1300mAhだから1.56Wh
iTP POLESTARに使う場合は6本だから9.36Wh

おお!6AAは1x18650を超える電力量だったんですね。

ただし、これは定格容量での計算になるので、実際にはそのときの放電レートに応じた実容量で計算しないといけないんですけどね(^_^;)

ちなみにNi-MH充電池もLi-ion充電池も0.2C放電での容量を定格容量としていますが、
IMR18650はハイレート放電のときも容量低下は少なめで、
Ni-MH充電池の中でもハイレート放電の得意不得意もありますすので。

白色および淡黄色

2009/09/08 20:24 に 鎌田@管理人 が投稿   [ 2009/12/11 18:14 に更新しました ]

昨日自動車のヘッドランプを交換、
すると新しく買ったバルブに付属の説明書に面白い記述を発見。



車ヲタやめてかなり経つので白色や淡黄色にこのような取り決めが出来ていたことに全く気が付きませんでした(^_^;)
JIS規格をあっさりぐぐると名前に「JIS D 5 5 0 0:1995 自動車用ランプ類」とあるので1995年に出来た規格なんでしょうか?

確かに昔はバルブやヘッドライトのレンズなどにかなりこだわっていた時代もありましたが、1995年頃にはすっかりどれでもいいやになっていましたからね(^_^;)



電池電圧チェッカー、その次

2009/08/28 22:16 に 鎌田@管理人 が投稿   [ 2009/12/11 18:46 に更新しました ]

以前紹介した居酒屋ガレージさんの電池電圧チェッカー
その後大活躍です(^_^;)

当初は負荷をかけたときの電圧のドロップから電池の内部抵抗の大小の目安にしようと思っていたのですが、
本来の使い方である電池の電池の残量チェッカーとして大活躍です。

一般的な電池チェッカーはアルカリ電池やマンガン電池向けに作られているのですが、
このNi-MH充電池やLi-ion充電池にも最適化されています。

スイッチの上下にシールを貼っていますが1Ωが充電池向け、4.7Ωが使い捨て電池向けですね。

で、市販の電池チェッカーがアバウトな針の動きで残量の目安をシルのに対し、これなら電圧を表示するので確実に数値で把握できます。

高性能な懐中電灯になると電圧が下がっても定電流回路のおかげであまり暗くならずに電池が無くなった最後の最後でい急激に暗くなるので仕事の最中でも暗くなってきて電池交換したいときがあるのですが、
家を出る前にこれできちんと電圧をチェックしておけば電池の残量がすぐに分かるのでその時点で対応できるのです。

更に言えば、電池が減ってくると上記のような高性能な懐中電灯は電池から無理矢理電気を絞り出すので電池の劣化も馬鹿になりません、
あらかじめそうなる前に充電できれば電池の寿命が延びることも期待できます。

たかが電池チェッカーされど電池チェッカーですね。
ちょっと高いけどその価値は必ずあります。

電池用、熱収縮チューブ

2009/07/24 22:14 に 鎌田@管理人 が投稿   [ 2009/12/11 18:14 に更新しました ]

18650用、16340用、AA用の三種類

Li-ion充電池などに使われている熱収縮チューブは薄く、それに対し一般的に販売されている熱収縮チューブは厚いためにそれを電池に使うと電池が太くなって電池室に入らないことがよく起こります。
以前に電池用の熱収縮チューブを探したときは結局薄手の物は入手できずにあきらめていたのですが、先日ヤフオクで入手できると教えてもらって早速私も落札しました。


黒いのが主に18650用、水色が16340用、青がAA用となっています、

被覆の破れたLi-ion充電池

今回手始めに外装フィルムを交換したのはAWの18650、
入荷した時点でフィルムに亀裂を発見したので紙テープを貼って自分用に使っていましたが、
ランタイムチェック等高温になる事が多かったせいか単なる亀裂だったものがかなり広がっています(´・ω・`)

18650用と16340用

ヤフオクの説明では私が16340用と言っている物も「18650に使えないこともない」と書いていたので最初にチェック
たしかにこれなら問題はなさそうですね

でもAWだったら黒でしょ、ということで
こちらはかなり余裕があります。

完成写真

今回のAWの18650Li-ion充電池は肩から底までの長さが65.5mmでそれに適当に長さを合わせてフィルムは72mmとしました、
ドライヤーで熱風をあててフィルムを収縮させますが、長時間高熱にならないように出来るだけ手早く進めます。

で、完成写真

ちょっとヘッド側の被さり量が少なかった感じ

テールはこれくらいでいいでしょう、
今回の場合は熱収縮チューブは72mmにカットして使いましたが、73mm位で良かったかも。

ノーマルと比べた直径の違いは誤差の範囲内でとりあえず試した範囲では問題なく使えています。

温度計測その2、マルチチップモデル

2009/07/07 22:57 に 鎌田@管理人 が投稿   [ 2010/03/27 7:59 に更新しました ]

前回に引き続き今回は無風状態での温度計測です

まずはEagleTac M2C4


26度スタートで電池のプロテクトが働き消灯する時点で47度になりました、21度の温度上昇です。
さすがに47度になったら持っているのもつらいでしょうね。しかしもしこれがずっと手に持っていた場合は
人間の体が放熱器となりここまで温度はあがりません。
ただし低温やけどはあるかな・・・

いずれ連続点灯時はご注意ください。

次にWOLF-EYES PILOT WHALE

ありゃりゃこれはすごいですね、
26度スタートで最高55度、29度の温度上昇です
確かに3x18650で2x18650のEagleTac M2C4と明るさやランタイムに大きな差がありませんでその分は熱に変換されていると見るのが妥当ですが、
こちらも連続点灯時はご注意ください。

UltraFire RL-2088は今晩にでも・・・

※UltraFire RL-2088追加しました


まさかの57度超えです、
上の二つのライトでグラフのレンジを設定していたのですがRL-2088だけ変更する訳にもいかにのでグラフの上部を突き抜けました(^_^;)

25度スタートで最高60度、35度の温度上昇です。
すんごいなぁ・・・

温度計測、マルチチップモデル

2009/07/07 9:06 に 鎌田@管理人 が投稿   [ 2010/03/27 7:58 に更新しました ]

EagleTac M2C4、UltraFire RL-2088、WOLF-EYES PILOT WHALE、この三機種の連続点灯時のボディ温度を計測しました。


計測は実際に手に持ったときのことを考えてグリップ中央部
なお、今回は屋外での使用や人間の手によるラジエーション効果も考慮し、小型の扇風機で風をがんがんあてて計測しています。
無風状態での計測はまた明日あたりにでも。

さて、計測していくと30~40分くらいで温度が安定します。
この安定した部分で発熱と放熱のバランスが取れたわけですね、
こうなるとこれ以上の測定しても目立った温度上昇は無いと思われますのでその時点で測定を終了しました。

EagleTac M2C4

風をがんがんあてているとはいえ温度上昇が3度なのは驚きです、
実はM2C4/M2XC4はヘッドとボディの熱の絶縁性が高く、ヘッドがそれなりに熱くなってもボディ、つまりグリップ部はそんなに熱くなりません。
これは最大照度で連続点灯を必要とするシーンでも熱さをきにせず安心して使えてとても実用性が高いことが分かります。

さて、じゃあヘッドはかなり熱くなっているのか?といえばそれもまた違って意外に熱くなりません。
それじゃあLEDの放熱が悪いのか?といえば以前計測したランタイムグラフを見てお分かりの通り点灯直後の照度低下も小さく、
その後も安定した照度を保っています。
どこで放熱しているのか不思議なライトです。

UltraFire RL-2088

ヘッドが他の二機種に比べ一回り小さくなおかつ放熱フィンの類もないせいか
風をがんがんあてているにもかかわらずボディの温度は点灯直後からぐんぐん上がります。
ヘッドとボディは一体構造ともいえヘッドの熱はダイレクトにボディに伝わります(^_^;)
点灯直後から8度upで安定しました。

WOLF-EYES PILOT WHALE
ヘッドの放熱フィンが効いているのか点灯直後から6度upで安定しました。
こちらもヘッドとボディは一体構造ともいえますが、やっぱり放熱フィンが効いてるのでしょうね。

次回は風をあてずに無風での温度チェックですが、電池大丈夫かなぁ・・・

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